【足利】樺崎町の知的障害者施設ルンビニー園の利用者による作品展「TAO-Ⅶ(たお・せぶん)」が通2丁目のアートスペース&カフェで開かれている。23日まで。
会場の作品は、同園を利用する40〜90代の8人が制作した。同園の元職員でアートディレクターの篠崎孝司(しのざきたかつかさ)さんのサポートを受けながら作り上げたアクリル画、紙の広告などを切り貼りした作品計22点を展示している。
自由な発想を楽しみ、想像しながら見てほしいとの意味を込め、作品の多くのタイトルは「無題」となっている。
有楽町、染織家岩下伸子(いわしたのぶこ)さん(83)は「物語性があるように感じる。色も明るくて気持ちが前向きになる」と話した。
午前11時〜午後6時(最終日は4時)。月、火曜休廊。入場無料。
(問)同カフェ0284・82・9172。