熱気球で空に舞い上がる児童たち

熱気球で空に舞い上がる児童たち

熱気球で空に舞い上がる児童たち 熱気球で空に舞い上がる児童たち

 小中一貫校の葛生義務教育学校が来春開校するのに伴い、閉校となる佐野市葛生小で16日、上空から学校へ感謝の言葉や今後の決意を叫ぶ「熱気球体験」が行われた。

 児童たちに学校への思いを深めてもらおうと、同校が閉校記念として企画。熱気球を所有する佐野市鉢木町の金属加工業「協立機興」の協力を得て実施した。

 校庭には朝から約90人の全児童や教職員らが順次集まり、4、5人一組で気球に乗って大空に舞い上がった。15メートルほど上昇すると、児童は学校に向かって「葛生小、ありがとう」「これからも頑張るよ」などと声高らかに叫び、校庭で待つ友人たちに手を振った。

 2年中島悠斗(なかじまゆうと)君(8)は「空の上から、これからもいろいろ頑張る、という気持ちを表した。少し緊張したが、天気がよくとても気持ちがよかった」と話していた。