【さくら】国内最大規模の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード2022」(日本皮革産業連合会主催)の受賞作品がこのほど発表され、喜連川の歯科医野沢浩道(のざわひろみち)さん(53)が考案・制作した鉛筆1本を収める筆箱「チイサナフデバコ」がグランプリを獲得した。プロも応募する中で見事頂点に輝いた野沢さんは「IT社会が進む今だからこそ、アナログの良さを見直すものを表現したかった。その思いが評価され、すごくうれしい」と話した。
同アワードは「バッグ」など5部門あり、今年は全国の職人やクリエイターらが計243点を出品した。野沢さんは文具、インテリアなどが該当する「フリー部門」に応募。デザイン力などに優れた「ベストプロダクト賞」に選ばれ、さらにグランプリも受賞した。