「ふうとはな」シリーズの原画を見つめる来館者

創作のルーツなどを紹介する写真パネル

「ふうとはな」シリーズの原画を見つめる来館者 創作のルーツなどを紹介する写真パネル

 益子町在住の絵本作家いわむらかずおさんが手がけた、ウサギが登場する絵本の原画などを紹介する展覧会「うさぎの絵本展」が那珂川町小砂(こいさご)のいわむらかずお絵本の丘美術館で開かれている。同館周辺の里山の自然などから着想を得た、ぬくもりとみずみずしさにあふれた作品が並ぶ。開催中の前期は2月26日まで。後期は3月4日~5月28日。

 前期で展示した原画は65点。小さなノウサギの兄妹がウシ、キジ、タンポポといったさまざまな生き物と出会う「ふうとはな」シリーズ、3羽の子ウサギが小屋を抜け出し、お母さんを探す冒険に出かける「月夜の子うさぎ」など、いわむらさんの絵本には数多くのウサギが登場する。