「ゆうだい21」のパッケージを手にする高橋教授(右)とJA全農とちぎの担当者=宇都宮市

 JA全農とちぎパールライス部は20日までに、宇都宮大と連携し、同大が開発したコメ「ゆうだい21」を製品化し、販売に乗り出した。全国の品評会で何度も最高賞に輝くなど、食味の評価が高いゆうだい21の販売を通じて、県産米の消費拡大を図る。ゆうだい21の生産拡大や消費者への浸透を強化したい同大の戦略とも合致した。

 ゆうだい21は国立大が開発した初の水稲新品種として、2010年に品種登録された。