小貝川にキンブナを放流する園児たち

小貝川にキンブナを放流する園児たち

小貝川にキンブナを放流する園児たち 小貝川にキンブナを放流する園児たち

 【市貝】小貝川に生息する絶滅危惧種のキンブナを養殖して町おこしにつなげる「キンブナプロジェクト」に取り組むサシバの里協議会は10日、昨年ふ化させたキンブナ約200匹を、市塙(いちはな)の認定こども園市貝たいよう幼稚園の園児らと同川に放流した。

 年中の園児26人、同協議会のメンバーらが道の駅サシバの里近くの河川敷を訪れた。放流前に園児たちは体長3〜5センチに育った魚に触れて「かわいい」「キラキラしてる」などと歓声を上げ、数匹ずつ分けたバケツを水面で傾け水に放った。「行ってらっしゃい」などと元気に声をかけ、キンブナを送り出した。

 同協議会は昨年キンブナ13キロを生産。この日放流した以外の全量を益子町の小貝川に昨年末放流した。