コンサートのチラシ

練習する「ジョイフル・リバ-・アンサンブル」のメンバーたち

コンサートのチラシ 練習する「ジョイフル・リバ-・アンサンブル」のメンバーたち

 【さくら】県内のハーモニカグループが日ごろの練習成果を披露する「県ハーモニカ交流コンサート」が23日、桜野の市氏家公民館ホールで開かれる。新型コロナウイルス禍の中断もあり4年ぶりの開催で、第10回となる節目を迎えた。当日は参加団体のメンバー76人が、温かな郷愁の音色を奏でる。

 コンサートは県ハーモニカ協会が主催する。市内団体の「ジョイフル・リバ-・アンサンブル」をはじめ、「西那須野ハーモニカ・フレンズ」や「ハーモニカサークル・マロニエ」など、那須塩原市や宇都宮市などから6団体が参加し、各団体が3~4曲ずつ演奏するほか、指導者による模範演奏もある。

 県ハーモニカ協会は「入場は無料。マスク着用に協力願いますが、多くの方のご来場を」と呼びかけている。

 参加団体の一つで、喜連川公民館で毎週水曜に練習している「ジョイフル・リバー・アンサンブル」は、1999年に発足した。生涯学習講座を出発点とし、現在60代後半~90代の17人が所属している。当日は「星」をテーマに、「昴(すばる)」「星に願いを」「Jupiter(ジュピター)」の3曲を披露する予定。参加予定の12人は本番を控え、追い込みの練習に汗を流していた。

 メンバー最年少の木村久人(きむらひさと)会長(68)は「歌と同様に大きく呼吸するハーモニカは、肺の活動につながって健康にもいいのでは。是非ご一緒にどうですか」と、新規メンバーを募集している。

 コンサートは、正午開場、午後0時半開演。(問)同団体、羽山定治(はやまさだじ)さん090・7428・0127。