暫定集約先について説明する環境省の担当者(右)と相馬市長=15日午後、大田原市役所

大田原市内の指定廃棄物が暫定集約される県有施設「北那須浄化センター」=15日午後、同市宇田川

大田原市役所

暫定集約先について説明する環境省の担当者(右)と相馬市長=15日午後、大田原市役所 大田原市内の指定廃棄物が暫定集約される県有施設「北那須浄化センター」=15日午後、同市宇田川 大田原市役所

 東京電力福島第1原発事故で発生し、大田原市内の農家で一時保管が続く指定廃棄物について、同市と環境省は15日、同市宇田川の県北那須浄化センターに暫定集約すると発表した。

 市内では農家9軒が、放射性物質を含む稲わらなどの農業系放射性廃棄物約71トンを保管している。

 県内の農業系指定廃棄物は那須塩原、大田原、矢板、日光、那須、那珂川の6市町で約2800トンに上り、環境省は市町ごとの暫定集約に向けて協議を進め、これまでに那須塩原、日光、那須の3市町で集約先が決まっていた。