JAはが野梨部会ハウス部は23日、今季のナシの出荷を開始した。品種は「幸水」。県内で今季、ナシの出荷は初めて。
ハウス部の会員3人が約100キロを芳賀町稲毛田の芳賀梨選果場に持ち込み、JAの関係者と共に果実の出来栄えを確認した。24日の朝に東京都の大田市場で競りにかけられる。
部長の生井健斗(なまいけんと)さん(36)によると、今年は3〜5月の日照時間が豊富だったため、順調に生育した。「糖度も11度後半以上と十分で、幸水らしい少し堅めのシャリ感とさっぱりした甘さを楽しんでほしい」と話す。ハウス栽培の出荷は8月上旬まで続き、その後は露地栽培に切り替わる。