【芳賀】学問の神様菅原道真(すがわらのみちざね)を祭る西水沼の天満宮で25日、太々神楽が奉納された。訪れた参拝客やカメラマンらが伝統の舞を堪能した。
今月始まった「夏詣(なつもうで)・あじさい祭」の一環で行われた。
天満宮太々神楽保存会宮毘講(みやびこう)のメンバーが太鼓やしの笛の音色に合わせて「五行の舞」「悪鬼の舞」「剣の舞」「岩戸の舞」の4座を披露した。晴れ間がのぞく中、参拝客らは木陰で休んだり写真や動画を撮ったりしながら鑑賞していた。
稲川嘉明(いながわよしあき)講長(67)は「暑くて大変だったが、うまく披露できた」と話した。
神社では30日午後5時に夏越(なごし)の大祓(おおはらい)茅(ち)の輪くぐり神事、7月9日午前10時に七夕まつりが予定されている。