【佐野】浴衣の構造や着心地を学ぶため、赤見中で14日、佐野松桜高生を講師に招いた浴衣の着付け体験が行われた。
家庭科の授業の一環として昨年から2年生の生徒を対象に実施しており、この日は24人が参加。佐野松桜高生が講師を務めるのは初めての試みだという。
赤見中の生徒は、出流原町の「ホテル一乃館」から普段は部屋着として使用している浴衣を借り、洋服との構造の違いや畳み方などを座学で学んだ後に着付けを体験。佐野松桜高家政科3年生の13人が各生徒にマンツーマンで着付けを指導した。
ピンクや青、グレーなど色鮮やかな浴衣を身にまとった生徒たちは「きれい」「かっこいい」とうれしそうな声を上げ、互いに写真撮影を楽しむなどしていた。
ピンクの浴衣を着た小玉汐七(おだませな)さん(13)は「着るのがとても難しそうだった。思っていたよりも軽くて着心地がいい」と話した。