芸術文化地域連携センターの15年の歩みをまとめた書籍を手にする長島重夫センター長=9月上旬、宇都宮市上戸祭4丁目

 地域貢献などを目的として2008年に設立された文星芸術大の「芸術文化地域連携センター」が10月、開設から15年の節目を迎える。同大ならではのデザインやモーションコミック(動くマンガ)の制作など、自治体や企業との連携事業は22年度末までに615件。長島重夫(ながしましげお)同センター長は「センターの取り組みが多くの人にとって地域づくりの羅針盤になればうれしい」と話している。