楽しく交流する園児たち

 【さくら】市社会福祉協議会が本年度、新たに始めた「多世代交流支援事業」が18日、喜連川のわくわく保育園で開かれた。同保育園児22人と市いきいきクラブ連合会の川渕幸男(かわぶちゆきお)会長(79)ら高齢者5人がゲームなどを楽しんだ。

 参加者は歌に合わせたじゃんけんや輪投げ、ストラックアウト、ボール投げで交流した。ボールが的に入ると園児は跳びはね、高齢者とハイタッチして喜んだ。

 市社協本部の大越順子(おおこしじゅんこ)次長(48)は「核家族化や新型コロナウイルスの影響で、幼児が高齢者たちと触れ合う機会も減少している。世代間の交流をまずは遊びから始めて、波及させたい」と話している。