【宇都宮】色鮮やかな房を付けた梵天(ぼんてん)を羽黒山神社に奉納する上河内地区の秋の伝統行事「梵天まつり」が18日午前9時半から、今里町の羽黒山神社周辺で行われる。
農作物の収穫に感謝し、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願う祭りで、約350年の歴史がある。新型コロナウイルスの影響で、昨年は3年ぶりに規模を縮小して行われた。
昨年は2団体で2本の梵天のみの参加だったが、今年は6団体が参加する。5本は大人で、1本は園児たちが奉納する。会場周辺には露天商が出店する予定で、上河内地区市民センターから羽黒山頂までの周回バス(有料)も運行する。
(問)同まつり実行委員会(上河内地区市民センター内)028・674・3131。