宇都宮地方気象台は13日午前6時22分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県北部は13日昼過ぎから夜遅くにかけて、山地を中心に大雪となる見込みで、大雪による交通障害や路面の凍結に注意、警戒するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象警報

 日本付近は冬型の気圧配置となっており、13日午後は東日本の上空約5500メートルに氷点下36度以下の寒気が流れ込む見込み。上空の寒気が予想より強まったり、日本海から流れ込む雪雲が予想以上に発達したりした場合には、警報級の大雪となる可能性がある。

 13日午後は南部の平地でも積雪となる所がある見込み。14日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、北部山地が30センチ、北部平地は3センチ、南部山地は5センチ、南部平地は1センチとなっている。

 気象台は14日にかけて、なだれにも注意が必要としている。