県危機管理防災局は15日、午後11時現在の雪による影響をまとめ、発表した。県内で被害は確認されておらず、停電などライフラインへの影響も発生していない。通行止めなど道路への影響もないが、日光宇都宮道路では一部で速度規制が実施されている。
気象庁によると、16日午前0時現在、県内4観測地点のうち、3地点で積雪が確認されている。最も積もっているのは土呂部(日光市)で18センチ、次いで那須高原(那須町)10センチ、奥日光(日光市)4センチと続いた。気温は、全14観測地点で氷点下を記録しており、氷点下8・7度の奥日光など9地点で最も寒い時期を下回っている。
宇都宮地方気象台は15日午後8時26分、日光や那須塩原市、那須町の計6地域に大雪警報を発令した。那須町は災害警戒本部を設置している。