【佐野】日本人と外国人、外国人同士の交流を深める「ニューイヤーパーティー」(市国際交流協会主催)が21日、市役所で開かれた。
新型コロナウイルスなどの影響もあり、7年ぶりの開催。市内在住の外国人や同協会員など百人以上が参加した。
パーティーには、金子裕(かねこゆたか)市長や川嶋嘉一(かわしまかいち)議長らも出席。冒頭で同協会の萩原進(はぎわらすすむ)会長(76)は「市民と外国人らが直接交流できる機会。日本を含む各国の文化に触れながら楽しんでほしい」と参加者に呼びかけた。
会場には、尺八やバンド演奏の音色が流れる中、いもフライや黒からあげ、市産のイチゴなどの「佐野グルメ」のほか、ベトナムの生春巻きやペルーのチキンライスなどの「世界の料理」が数多く並んだ。参加者は食事や交流のほか、福笑いや折り紙などの「日本の遊びコーナー」で楽しむ姿も見られた。
結婚を機に米国から来日して6年という若宮下町、自営業ソパー・ローレンさん(28)は「食事が好きなので、さまざまな料理を楽しめた。佐野のイチゴが一番おいしかった」と満足そうに話した。