【大田原】市は6日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は23年度当初比4・4%増の329億7900万円となった。物価高騰に加え、老朽化が進む公共施設の維持費や社会福祉に関連する扶助費などの増加が要因。財政調整基金などからの繰入金は5億8900万円となり、相馬憲一(そうまけんいち)市長は「財政の弾力性に課題があることは認識しているが、基金を繰り入れせざるを得ない状況。市民サービスとのバランスを考慮しながら持続可能な市政運営を目指して予算編成した」などと説明した。
歳出では人件費、扶助費などの義務的経費は3・9%増の170億7400万円を計上し、全体の51・8%を占める。
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