お殿様土産の認定を受けた赤羽根社長(左)と毛塚副社長(右)

 【壬生】町はこのほど、町特産の具材を使ったテイクアウト品を認定する「お殿様土産」の認定証授与式を町役場で行い、弁当「結(ゆ)いなり×サビかん」(650円)を新たに認定した。

 弁当を作ったのは羽生田の農業法人mf(みずのえファーム)が運営する国谷のテイクアウト店「結いなり×サビかん」。自社製のかんぴょうが巻かれたいなり2個とワサビ入りのかんぴょう細巻き8巻が敷き詰められている。お殿様土産の6品目として認定された。

 授与式には同社の赤羽根正久(あかばねまさひさ)社長と毛塚哲生(けづかてつお)副社長、小菅一弥(こすげかずや)町長が出席した。

 赤羽根社長は「町特産かんぴょうを身近に食べてもらいたいと思い、商品開発を行った。商品をきっかけに農家減少の現状など、かんぴょう生産の現場にも目を向けてほしい」と訴えた。小菅町長は「かんぴょうを使ったお殿様土産は今までなかった。引き続きPRをしていただけたら」と認定証を手渡した。