皆さんは、地元のご当地グルメを知っていますか? 県内の代表的な料理をいくつか紹介します。
宇都宮といえば、ギョーザ。市内にはギョーザを提供する店が300店舗以上あり、大きさや皮の厚さ、あんなどは店によって違いがあります。街なかの「来らっせ本店」では、「宇都宮餃子会」に加盟する30店舗以上のギョーザを食べ比べできます。ギョーザ提供店が立ち並ぶ「餃子通り」には、ギョーザをモチーフとしたモニュメントや壁面アートなど、見て楽しめるスポットもあります。
「佐野らーめん」も有名です。しょうゆベースであっさりとしたスープに、ふぞろいのちぢれ麺が特徴です。佐野市内には150店舗近いラーメン店があります。ラーメンセットやカップ麺など家庭で味わえる商品も販売されています。
「日光ゆば」は、日光市内の飲食店で味わえるだけでなく、お土産としてもぴったりの一品です。豆乳を煮詰めてできた表面の膜を二重に引き上げて作り、厚みがあります。波打つ形から「湯波」と書きます。同じく産地の京都は一枚仕立てで「湯葉」です。
ほかにも、県南地域で定着しているじゃがいもが入った焼きそば、那須塩原市産の牛乳と卵を使った生地でクリームやまんじゅう、つくねなどを包んだ食べ歩きにぴったりのグルメ「とて焼き」などさまざま。どれも地域の歴史や文化、まちづくりと関わっています。