JR東日本の公式サイトによると、20日午後7時39ごろ、強風の影響で東京-宇都宮駅間で運転を見合わせていた宇都宮線は、運転を再開した。引き続き、東京-上野間は終日運休とし、東海道線への直通運転は取りやめる。再開後の午後11時56分現在、上野-宇都宮駅間の上下線に遅れと運休が出ている。
一時、宇都宮-黒磯駅間の上下線でも遅れが出ていた。新宿駅以北の宇都宮線で運転を見合わせていた湘南新宿ラインも運転を再開後、遅れと運休が出ていたが、平常運転に戻った。JR東日本は午後5時55分から、並行する私鉄各線などへの振り替え輸送を実施している。
気象庁によると、栃木県内は午後6時までに、県内14観測地点のうち、宇都宮で日最大風速11・5メートルを観測した。平均風速10~15メートルは、風に向かって歩きにくくなったり、高速運転の車が強風に流されたりする「やや強い風」に分類される。