栃木県内は24日、高気圧に覆われ広い地域で気温が上がった。午後5時までの最高気温は、平年差と比較可能な全13観測地点で4月上中旬並みとなり、雪で冷え込んだ前日より10度以上気温が上がった地点もあった。気象庁は午後2時46分現在、県北部の六つの市町と地域になだれ注意報を発令している。

 五十里(日光市)は15・6度で今年最高を記録。県内で最も気温が高いのは、佐野で17・2度。次いで大田原と小山がともに17・1度で続き、鹿沼16・7度、宇都宮16・4度の順だった。

 なだれ注意報が発令されているのは、日光市の日光、栗山、藤原、足尾と、那須塩原市、那須町。

 宇都宮地方気象台によると、栃木県内は、前線からの湿った空気の影響で、昼過ぎから曇りとなる見込み。