【益子】町観光協会は27日に始まる春の陶器市から渋滞対策を強化する。観光地域づくり法人(DMO)「ましこラボ」が申請していたオーバーツーリズム(観光公害)解消の提案が国に認められ、補助が決まった。シャトルバスの運行などの事業に取り組んで効果を検証し、慢性的な課題である会場周辺の大規模渋滞にメスを入れる。
ましこラボによると、新たな対策として5月6日までの期間中に田野小、中学校を駐車場として使い、メイン会場の城内坂付近へシャトルバスを運行する。
人や場所の混雑状況を可視化するサービスを提供する「VACAN」(東京都)と連携し、会場周辺の13カ所の駐車場約3千台分の空き状況をリアルタイムで把握できるような専用サイトも設ける。効率的な入出庫のため、駐車場1カ所をキャッシュレスの支払いに対応できるようにもする。
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