銀賞になった「鹿沼のにら」と、賞状を持つ山崎社長(中央)ら

 【鹿沼】若手ニラ生産者がつくる「かぬまにら合同会社」(深津)のニラ「鹿沼のにら」がこのほど、日本野菜ソムリエ協会(東京都中央区)の品評会「野菜ソムリエサミット」の青果部門で銀賞に輝いた。ニラの入賞は同部門初。肉厚で甘くシャキッとした食感があるなどとして評価された。

 同社はニラ生産者の山崎哲(やまざきさとる)さん(50)と柏淵衛雄(かしわぶちもりお)さん(43)が経営する。「鹿沼のニラを日本一にしよう」と、2022年6月に設立した。市内などの30~50代の生産者7軒が生産するニラを「鹿沼のにら」のブランド名で、県内外に出荷販売している。