国府南小の運動会で「野州鬼おろし唄」などを披露した青柳さん(左)と山口さん

 【栃木】郷土料理「しもつかれ」の普及を目指す市民団体「しもつかれブランド会議」が18日、国府南小の運動会で、昨年誕生した「野州鬼おろし唄」を披露した。しもつかれを作る際、根菜を楽しくすりおろせるよう制作した作業唄。那須塩原市在住の津軽三味線奏者山口理貴(やまぐちりき)=雅号・小山清世貴(おやまきよたか)=さん(37)の演奏に合わせ、児童たちが力強く踊った。

 野州鬼おろし唄は、「ザザザザ 鬼おろせ」「男体おろしも なんのその」など、行程や風土が歌詞になっている。同団体の青柳厚子(あおやぎあつこ)さん(43)が作詞し、山口さんに作曲を依頼した。