足利市役所

 【足利】市は10日までに、早川尚秀(はやかわなおひで)市長ら訪問団7人が12~16日の日程でベトナムを訪問し、交流を深めると発表した。

 早川市長は2022年12月、福田富一(ふくだとみかず)知事に同行する形で同国を訪問した。今回は都市を絞り経済交流を深める考えで、外務省を通じて同国と協議を重ねた結果、南中部沿岸の港湾都市のビンディン省クイニョン市に訪問することにした。滞在中、同市幹部との面談や歓迎会などが予定されている。

 市産業ものづくり課によると、人口約48万人の同市は同国中部の経済中心地で、製造業や観光業などが主要産業。古くからの歴史文化遺産のほか複数の有名大学があり、国の人材育成に重要な役割を果たしている。本年度中には同市訪問団が足利に来訪する予定という。

 訪問団は早川市長のほか、市議会の横山育男(よこやまいくお)議長、足利大の末武義崇(すえたけよしたか)学長、足利商工会議所の相馬稔(そうまみのる)会頭ら。市職員3人が随行する。