【足利】市中心部に位置する国宝・鑁阿(ばんな)寺近くの区画整理事業に関して市は20日、通2丁目の駐車場で起工式を行い工事に着手した。区画内の県道を現在の倍に拡幅するほか、街路約600メートルを石畳に整備する。この事業は2004年に都市計画が決定したものの、財政難を理由に一時休止となるなど曲折した。約20年を経て、「足利の顔」の再生が本格始動することになった。
事業名は「中央土地区画整理事業」で、対象は通2丁目や井草町などにまたがる約4・2ヘクタール。事業費は40億円を予定し、29年度の完成を目指している。
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