栃木県内では珍しいパイナップルの収穫が、益子町生田目のビニールハウスで本格化している。
果樹生産などを手がける株式会社「あやね」では2018年に同所でパイナップルの栽培を開始。ハウス15アールで約1500株を育てている。収穫した実は、重さ800グラム以上のものは同町のふるさと納税の返礼品などに出荷し、それ以下のものは道の駅ましこで販売している。
11日は、熟れた実を従業員らが手でもぎ取っていた。8月下旬までに計約700個を順次出荷する。同社の塚田彩音(つかだあやね)社長(25)は「例年よりも大きく、甘いパイナップルになった。ぜひ食べてほしい」と話していた。