真岡市庁舎

 真岡市内の中学校が、海外から生徒を受け入れる国際交流活動が18日、始まった。4校が29日まで、姉妹都市、姉妹校の台湾と米国の子どもたちと日本文化体験や祭りでみこしを一緒に担ぐなどして親交を深める。

 中学生の国際交流は市教委が力を入れる特色の一つで、市内全9校がそれぞれ学校単位で生徒を派遣し、海外から受け入れる取り組みを続けてきた。新型コロナウイルス禍で中断していたが、昨年度から本格的に再開した。

 18日夕には、真岡西中、大内中と交流するため台湾・斗六市の正心高級中学の生徒19人ら一行が市に到着し、両校の生徒や教職員、ホストファミリーから歓迎を受けた。22日まで親善を深める。

 23日には、米国カリフォルニア州グレンドーラから一行が来日し、「ガダード・ミドル・スクール」の生徒19人が真岡東中を、「サンドバーグ・ミドル・スクール」の生徒11人が中村中を訪問する。餅つきや陶芸、書道体験などが予定され、26日から3日間開かれる「真岡の夏まつり荒神祭」にも参加する。

 市からの派遣としては、10月に、市内4校の生徒がオーストラリアを訪れる。