小学生から高校生を対象に初めて開かれた東日本書展の学生展

 【宇都宮】東日本書道会(五江渕霊水(ごえぶちれいすい)会長)主催の公募展「第53回東日本書展・第1回学生展」が26日、県総合文化センターで始まった。29日まで。

 書展には県内外から出品された計177点が並ぶ。審査の結果、大賞は該当作がなく、準大賞に板橋寿鶴(いたばしじゅかく)さん=鹿沼市=と八木澤翠葉(やぎさわすいよう)さん=日光市=の作品が選ばれた。

 子どもたちが書道に親しみ作品を気軽に出せる機会をつくろうと、学生展を初めて開催。小学生から高校生の力作188点が集まった。高校2年首藤芽来(しゅどうめぐ)さん、中学2年君嶋(きみじま)ほのりさん、小学2年佐藤景心(さとうけいしん)さんの作品が最高賞に輝いた。五江渕会長(70)は「技術だけではなく元気でおおらかな作品を評価した」と話した。

 午前10時~午後5時(最終日は4時)。