県内は29日、午後4時までに熱中症の疑いで男女計16人が救急搬送された。壬生町の男性(77)が重症で、入院が必要な中等症が6人、軽症が9人だった。
県と石橋地区消防組合消防本部によると、午後0時20分ごろ、壬生町の男性が自宅寝室で意識障害を起こしているのを家族が見つけた。室内では扇風機が動いていたがエアコンは稼働しておらず、窓が開いており高温状態だったという。
また県は同日、熱中症の疑いで27日に栃木市で搬送された女性(74)と那須烏山市で搬送された男子中学生(13)が重症だったと発表した。中学生は野球の練習中だったという。