奥日光の日光二荒山神社中宮祠で「男体山登拝講社大祭(登拝祭)」が始まり、1日に祭りの中心行事である男体山(2486メートル)の夜間登山が解禁され、約800人が山頂で御来光を拝んだ。夜間登山は4日も行われる。
午前0時に同神社中宮祠の登拝門が開かれると登山客らが入山し、夜明け前までに続々と頂上に到着。午前4時45分、東の空から美しい太陽が見え始めると歓声が上がり、万歳三唱や記念撮影を行うなどして絶景を堪能した。
宇都宮市雀宮中央小5年柴田将介(しばたそうすけ)さん(10)と日光市今市二小5年湯沢汰音(ゆざわたお)さん(10)は父親らとグループで一緒に登った。柴田さんは「男体山は初めて登って大変だったけど、御来光を見ることができてうれしい」、湯沢さんは「登ったのは3回目で朝日を見るのは初めて。本当にきれいだった」と共に笑顔で話した。