【足利】迫間(はさま)町のあしかがフラワーパークで10、11の両日、「フラワーパークの夜祭り」が行われた。新型コロナウイルス禍によって昨年まで中止が続き、開催は5年ぶり。地域活性化を目的に活動する高校生グループ「あしもり隊」などが会場を盛り上げた。
同隊の中で今回参加したのは、祭りで市を盛り上げることを目指し本年度新設した「おまもり部」。「子どもたちに楽しんでほしい」と企画した水鉄砲射的とコイン落としゲームのブースを出展したほか、同部監修の「藤の雫(しずく)サイダー」の販売も行った。
多くの家族連れがブースを訪れ、途中でゲームの景品の補充が必要になるほどの盛況ぶり。同部リーダーの佐野高2年中島優太(なかじまゆうた)さん(16)は「思った以上に多くの人に楽しんでもらえた。本年度中にまた活動できれば」と意気込んだ。おまもり部の他、クレープやピザのキッチンカーなども出店。ジャズバンドによる演奏などのステージイベントも行われた。