【宇都宮】市内の元教諭やPTA役員、主婦らで組織する「宮っ子給食を考える会」は27日までに、学校給食費の無償化と地場産有機食材の利用を求める要望書を市に提出した。
同会は地域の将来を担う子どもたちに安心安全な学校給食を提供し、元気に成長することを願うとともに、給食費の無償化と地場産有機食材の利用実現を目指し、7月に設立した。会員は27人。
要望書とともに3471人分の賛同の署名を小堀茂雄(こぼりしげお)教育長に手渡したほか、同様の内容の陳情を市議会に提出した。
同会の福田典子(ふくだのりこ)会長(71)は「学校給食は教育の一環で無償化は当たり前。地場産の食材利用は地域の農業を守ることにつながる」と話した。