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たわわに実り、収穫期を迎えた豊水=28日午前11時30分、芳賀町東水沼

 芳賀町の農家で特産のナシが収穫期を迎えている。同町東水沼、JAはが野梨部会長の農業菊地方敏(きくちまさとし)さん(65)方では28日、露地栽培の豊水の摘み取りが行われた。

 同JAによると、管内では85軒の農家が計約93ヘクタールで栽培。菊地さんは豊水やにっこりなど4品種を1・5ヘクタールで育てており、この日は妻明美(あけみ)さん(65)とたわわに実った豊水約300キロを収穫。色やつやを吟味し、手際よく摘み取った。

 収穫は10月末ごろまで続き、東京などの市場に出荷される。菊地さんは「今年は梅雨時期の少雨の影響でやや小ぶりだが、甘くシャリシャリとした食感の良い出来となった。台風10号に警戒しつつ収穫を進めたい」と話していた。