お披露目会で公開された3校共通の新制服=23日午前、那須塩原市上厚崎

3校共通の新制服の特徴を説明する生徒代表ら=23日午前、那須塩原市上厚崎

お披露目会で公開された3校共通の新制服=23日午前、那須塩原市上厚崎 3校共通の新制服の特徴を説明する生徒代表ら=23日午前、那須塩原市上厚崎

 那須塩原市黒磯地区の黒磯、黒磯北、厚崎の3中学校は2025年度の新入生から共通の新制服を採用することを決め、23日に上厚崎の大正堂くろいそみるひぃホールで「黒磯エリア新制服お披露目会」を開いた。新制服は多様性に配慮して女子生徒がズボンも選択できるようにし、3校共通とすることで部活動の合同チームや転校時の汎用(はんよう)性なども考慮した。制服を製造する関東トンボ(宇都宮市石井町)によると、地域内の複数の中学校が協議し、共通で新たな制服を採用するのは県内初という。

 新制服は通年利用を想定し、ブレザーが男女共通で、下はズボンとスカートから選択できる。ワイシャツなどは各校が指定し、ボタンの校章、色が違うスカーフやネクタイで学校を区別する。25年度の新1年生からが対象だが、希望する2、3年生も着用できる。