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 奥日光の小田代原で草紅葉(くさもみじ)が見頃を迎え、紅葉シーズンの到来を告げている。

小田代原を赤や黄色に染める草紅葉=7日午前8時50分、日光市中宮祠、磯真奈美撮影
小田代原を赤や黄色に染める草紅葉=7日午前8時50分、日光市中宮祠、磯真奈美撮影

 日光自然博物館によると、例年並みの9月下旬に色づき始めた。7日現在、ホザキシモツケやトダシバなどの下草で全体の8割程度が赤や黄色に染まり、湿原を彩っている。今週末にピークを迎える見込み。

 この日の朝は一帯に霧がかかって幻想的な光景が見られ、朝日が顔をのぞかせると色鮮やかな草紅葉が光に浮かび上がった。訪れたハイカーたちは、立ち止まって見入ったり写真に収めたりしていた。

 小山市城東2丁目、自営業林正秀(はやしまさひで)さん(67)は「きれいなグラデーション。今が良い時期ですね」と話していた。

(森田大地)