訪れた事業所で記念撮影する参加者

 大田原市住吉町2丁目の子どもの居場所スマイルハウスは10月30日、ハウス周辺で「ハロウィーンウオーク」を行い、利用する子どもら約10人が楽しんだ。子ども食堂の活動などを知ってもらう狙いもあり、9日に「あきまつり」も開く。

 参加者は仮装して、子ども食堂やフードバンクの上り旗を掲げて歩き、食品寄付などの協力事業所・家庭4カ所を巡った。行った先で「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ)」と声を上げ、お菓子をうれしそうに手にした。

 テレビゲームキャラクターに扮(ふん)した小学6年横山梛隆(よこやまなお)さん(12)は「仮装して楽しかった」と話した。

 一方、あきまつりは午前10時~午後3時。午前11時ごろからカレーを子ども無料、大人300円で提供、子どものいる家庭に「奨学米」としてコメ5キロを配布する。午後1~3時に食品配布会を開く。ハンドメイド雑貨や飲食物の出店もある。(問)スマイルハウス0287・48・6000。