宇都宮市今泉町のFKD宇都宮店で7~12日、石川県輪島市の伝統工芸「輪島塗」の展示販売会「新・輪島塗展」が開かれる。9、10日には、同市の漆器店経営者が地震や豪雨で被災した能登半島の現状について講演する。
同店は毎年11月、漆器ブランド「千舟堂(せんしゅうどう)」を展開し、食器などを製造販売している岡垣漆器店(輪島市河井町)の製品の展示販売会を開いている。今回は器や飾り物など300点以上を展示し、予約注文や即売で販売する。午前10時~午後7時(最終日は午後4時)。
9、10日の午後2時からは、同社の岡垣祐吾(おかがきゆうご)社長が「未来へ繋(つな)げよう輪島塗」と題して被災した能登半島の復旧状況などを講演する。定員は先着50人程度で、観覧無料。