柄の内部に着色が見られるシイタケ(森産業提供)

 シイタケの傘に伸びる柄の内部が、まれに茶色くなってしまう-。生産現場を悩ませていた着色現象のメカニズムを宇都宮大と種菌製造大手の森産業(群馬県桐生市)の研究グループが25日までに、明らかにした。原因は傷みではなく、特定の遺伝子によるものだった。