栃木県立美術館の企画展で来場者数が歴代1位となったデジタルファインアート展「親愛なる友フィンセント 動くゴッホ展」。同館関係者は名画を動画にした斬新さや、会場で自由に写真撮影でき交流サイト(SNS)で発信できる気軽さなどが奏功し、幅広い層から注目を集めたとみる。アンケートでは同館を初めて訪れた人が6割を占め、「美術館の敷居を下げた」との指摘も。同館は認知度向上をばねに、今後も幅広い人が楽しめる企画展づくりに力を入れる。

フォトスポットで記念撮影を楽しむ家族連れら=6日午前11時35分、宇都宮市桜4丁目、広瀬華撮影
まばたきする肖像画や揺れ動くひまわり、絵の世界に入り込んだような写真を撮れるフォトスポット-。ベビーカーを押す家族連れや若者、シニア、車いすの人ら、会場には展示を楽しむさまざまな姿があった。
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