世界遺産・日光山輪王寺(日光市山内)に伝わる珍しい伝統儀式「強飯式(ごうはんしき)」が2日、本堂の三仏堂で開かれた。午前の部では一般約120人が参列した。
式は、僧侶による法要三天合行供(さんてんごうぎょうく)と護摩たきに続き、強飯頂戴(ちょうだい)の儀へと移行。山伏は参加した6人の頂戴人に対して、山盛りの飯を差し出しながら「75杯残さず食べろ」などと責め立てた。その姿から「日光責(ぜめ)」の名称でも知られている。
その後、頂戴人らは、授かった福を多くの人に分け与えるために「縁喜がらまき」を行った。
同寺の貴船慈浩(きぶねじこう)教化部長は「強飯式は、山岳修行の山伏がお供えしたものを持ち帰り、人々に分け与えたことが始まりと言われています」と説明した。
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