サツマイモを掘る児童たち

サツマイモを掘る児童たち

サツマイモを掘る児童たち サツマイモを掘る児童たち

 【益子】町はこのほど、田野小の児童を対象としたサツマイモ掘り体験会を開いた。町内の農家や小中学校、道の駅ましこと連携して展開する子どもたちの食育事業の第1弾として企画した。

 食育事業は地産地消の推進や郷土愛の醸成などを目的に実施する。町内ではサツマイモの生産拡大が進んでおり、田野地区でサツマイモを栽培する小泉本沼集落営農組合の提案を受けて児童の体験会を開いた。

 参加した3、4年生約80人は道の駅ましこの職員からサツマイモの生育の流れなどの説明を受けた後、手袋を着けて「べにはるか」を掘った。4年中野陽斗(なかのはると)君(10)は「楽しかった。早く給食で食べたい」と話していた。

 掘ったサツマイモは町内小中学校の給食で「サツマイモ汁」として提供された。