【日光】日光国立公園内で活動する環境省の「日光パークボランティア」(金谷淳美(かなやあつみ)会長)はこのほど、奥日光の光徳園地で落ち葉かきを行った。市内のクラブチーム「日光スポーツクラブ」に所属する中学生らも参加し、園地の維持管理に協力した。
訪れた人に快適に園地の散策を楽しんでもらおうと、昨年から実施。園地は車椅子なども通れるよう整備されているものの、大量の落ち葉や枯れ枝で通行が困難な状態だという。
落ち葉かきには中学生23人を含む約60人が参加。園地を4ブロックに分け、手際よく落ち葉を集めていった。最後は集めた落ち葉に子どもたちが飛び込むなど自然を満喫していた。
同クラブの作新学院中等部1年加藤壮人(かとうそうと)さん(13)は「落ち葉がたくさんあって集めるのは大変だったけど、楽しくできた」、日光東中1年桜井瑞樹(さくらいみずき)さん(13)は「公園内がすごくきれいになって、疲れが吹き飛んだ」とそれぞれ話した。