外国人の生活支援などに取り組む「HAKUNA MATATA」の森仁己さん(右)。「やさしい日本語」で丁寧にやりとりをする=11月下旬、今治市内

外国人の生活支援などに取り組む「HAKUNA MATATA」の森仁己さん(右)。「やさしい日本語」で丁寧にやりとりをする=11月下旬、今治市内

 新型コロナウイルスの流行が収まってから、外国人の姿を以前よりもよく見かけるようになった。調べてみると、全国の在留者は6月末時点で322万人。過去最多になっていた。日本を訪れる人も増えている中、地域の外国人と交流する時に言葉の壁が立ちはだかる。愛媛新聞「真相追求 みんなの特報班」(通称・みん特)は国籍を問わないコミュニケーション手段の一つとして「やさしい日本語」の在り方を探った。

 「やさしい日本語」とは、普段使っている日本語を簡単で分かりやすい言い方に直して使う取り組み。外国人に緊急情報などを正しく伝えるため、阪神大震災をきっかけに始まった。

◇愛媛新聞のサイトはこちら