本県高校生による芸術文化の祭典「第46回県高校総合文化祭」(県高校文化連盟主催)の総合開会式が19日、県総合文化センターで行われた。生徒や教員ら約千人が参加した。
生徒代表の宇都宮工業高定時制3年岩田渉太郎(いわたしょうたろう)さん(18)が県高校定時制通信制文化発表会の魅力を紹介。「他校の文化技術に触れ、成長の糧になった」と力を込めた。
同連盟の高木伸一(たかぎしんいち)会長は「文化芸術活動には感動や共感をもたらす力がある。高校生を心から応援していく」と話した。
式典後、今夏の全国総文祭に出場した団体や個人が「記念演奏・発表」として登場。宇都宮北高吹奏楽部や栃木女子高オーケストラ部などが美しい音色を響かせ、大きな拍手が送られた。県勢の活躍を紹介するスライド上映も行われた。
12月まで、部門ごとの大会や作品展などが各地で実施される。