いい子牛をたくさん育てたい

祖父、父、母の4人家族

 私の家は、母牛に子牛を生ませ、その子牛を育てて出荷する和牛繁殖農家です。祖父の代は酪農をしていましたが、母の代から繁殖農家を営み、約40年になります。

 学生時代は家業に興味がなく、手伝いもほとんどしたことがありませんでした。4年前、派遣会社の契約が終了し、次の仕事を探している時に母から「うちの仕事をやってみる?」と言われ、最初は牛舎の掃除から始めました。

 この仕事で最も緊張するのは、子牛の分娩時です。今年はこれまでに12頭の子牛が生まれましたが、分娩が近づくと、母と交代で24時間母牛の様子を見守ります。牛舎に行けない時や夜間は、牛舎のモニターカメラの映像をスマートフォンで確認します。子牛がうまく出てこられないときは、足を引っ張って出すこともあります。

 子牛は9~10か月飼養してから矢板家畜市場に出荷してセリにかけます。昨年から私の名前でも出荷していますが、高値で競り落とされると、仕事のやりがいを感じます。

 

 まだ半人前にもなっていないと思うので、まだまだ勉強が必要です。牛の頭数も段々増えてきたので、近い将来、新しい牛舎を建てて、高値で取引されるいい子牛をたくさん育てたいですね。