【さくら】6日告示、13日投開票の市議選(定数18)を前に、下野新聞社は立候補予定者20人に政策アンケートを行った。議員として最も取り組みたいテーマを尋ねたところ、5人(25%)が「子育て支援」を挙げ最も多かった。お丸山公園を観光拠点として整備するために必要なものについては、最多の6人が「花の名所として整備」と回答し、全体の30%となった。
設問は計4問で、いずれも選択肢から一つ回答を選んでもらい、その理由を50字以内で求めた。これまでに立候補の意思を示した20人全員から回答を得た。(問1~4の回答、理由全文は以下のリンクから)
取り組みたいテーマとして最も多く挙がった「子育て支援」。理由には「未来を担う子どもたちへの支援が市民福祉の充実につながる」「少子化は喫緊の課題」などの意見があった。「行政運営の監視」が3人(15%)で続き、「人口減少対策」「農商工業の振興」がいずれも2人(10%)。「その他」も3人いた。
市が直面する大きな課題の一つである人口減少対策としても、必要な施策として「子育て支援」を挙げた回答が11人(55%)と最も多く、半数超。次いで「企業誘致による雇用創設」が6人(30%)、「首都圏での移住呼びかけ」2人(10%)、「外国人労働者の規制緩和」1人(5%)が続いた。
東日本大震災で被災したお丸山公園整備に関しては、最多の「花の名所として整備」に続き、「温泉施設や足湯の再建」4人(20%)、「電波塔として利用中のスカイタワーの再整備」3人(15%)、「食事処やカフェの誘致」2人(10%)などの順となった。
2期目に入った花塚隆志(はなつかたかし)市長に対する市政運営の評価は「支持する」が6人(30%)。「どちらかといえば支持する」の9人(45%)を含めると、全体の75%に上った。
※立候補予定者は50音順。