栃木県内は13日、広い範囲で気温が上昇した。気象庁によると、午後4時までに、平年差が比較可能な全13観測地点で3月中旬から4月中旬並みの最高気温を記録した。一方、最低気温は、大半の地点で最も寒い時期を下回り、寒暖差の激しい日となった。
奥日光は今年に入って最高となる10・0度となり、4月中旬並みの気温となった。最も気温が高かったのは、小山で15・6度、次いで真岡、佐野がそれぞれ14・8度と続いた。
最低気温は、13地点中9地点が最も寒い時期を下回った。最も気温が低かったのは、土呂部(日光市)で氷点下11・7度。次いで黒磯(那須塩原市)が氷点下7・5度、五十里(日光市)が氷点下7・2度だった。奥日光の最低気温は氷点下6・7度で、最高気温との日較差は16・7度にも上った。