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仕事に熱中した人生　今日頑張れたから、明日も

エピローグ

那珂川町谷川、理容師箱石（はこいし）シツイさん（108）の半生を追う「走って元気に１０８年」は今回で終了する。

7/7 5:00

親をいたわる優しい長女
家族と共（１）

東京・下落合で理容店「ヒカリ」を営んでいた頃に生まれたのが長女の充子（みつこ）（85）と長男の英政（ひでまさ）（81）です

6/15 5:00

「あか抜けた髪形にしてくれる」那珂川に疎開、評判に　つらい思いも
戦禍の頃（８）

大内村（現那珂川町）の実家に疎開し、しばらくして理容の仕事を再開しました。といっても今の店をすぐ構えたのではありません。

5/11 12:00

幼子を背負い帰郷　直後に空襲、難逃れる
戦禍のころ（７）

二郎（じろう）さんの出征後も、私はしばらく２人で始めた理容店「ヒカリ」を守り、仕事を続けていました。

5/5 11:30

召集令状、幸せ奪う　「駄目かもしれない」　感じた絶望感
戦禍のころ（５）

理容店「ヒカリ」が理髪の職人さんを雇えるようになるくらい、客足が上向いていた１９４４（昭和19）年の夏。

4/20 5:00

名刺を一軒一軒配り歩き　機転利かせ店を軌道に
戦禍のころ（４）

二郎（じろう）さんと開業した理容店の名は、直前まで私が勤めていた「ライト」にちなみ「ヒカリ」としました

3/29 11:30

念願の店を開業　家族の賛成もあり結婚決意
戦禍のころ（３）

二郎（じろう）さんは南部藩士の血筋で、お父さんは三井物産の参事まで務めて、しょっちゅう外国に行っているような方でした。

3/16 11:30

「手に職を」両親の教え、いつも胸に独立へ　開業する女性職人少ない時代に
修業時代（５）

理容師免許を取り、やがて自分の店を持つことになるのですが、当時、理容店を開業する女性職人は多くなかったです。

2/9 11:40

仕事後に独学で試験勉強　19歳で理容師免許取得
修業時代（４）

昭子理容院に４年ほどお世話になった後、親方（先生）が結婚して店を離れたことなどもあり、次に亀戸の「ライオン」、さらにはその近くの…

2/1 11:30

誘われ決心、理容の道へ　14歳で一人東京へ
豪農の三女（５）

小学校卒業後、実家から４キロほど離れた村長さんの家に住み込みで奉公に入り、ご新造さま（奥さま）に和裁を教わりました。

2024/12/8